合体ロボ

合体ロボ




#合体ロボ #特撮 #アニメ

#異体同心 #新人間革命

今回、松本君より新幹線の変形ロボ シンカリオンを紹介していただきましたが、

僕もロボットが登場する特撮やアニメ作品が大好きです。

特にロボットが合体するシーンが一番テンションがあがります。

そこで合体ロボの歴史についてお話しさせていただきます

1970年代から1980年代にかけては、マジンガーZを皮切りに、ロボットアニメブームと呼ばれるほど多数のロボットアニメ作品が製作された。これは、当時の日本の人口の多数を占めていた1960年代から1970年代にかけて生まれた少年たちによって支えられていたと考えられる。

視聴率も平均して高く、主な放送時間も夜7時から9時のゴールデンタイムであった。視聴者層の大半を占める子供たち向けの玩具(アニメに登場するロボットのプラモデルなど)の売り上げも好調であり、それらを販売する玩具メーカーがテレビアニメのスポンサーについていました

このような時代背景の中、「合体・変形ロボット」作品の元祖と位置づけられる『ゲッターロボ』が製作される。これ以降、数々の合体・変形ロボットアニメが製作されるようになった。

 この時点で、既に「三機のメカが合体する」というアイディアが出ているのであるが、ゲッター1は空タイプ、ゲッター2は陸タイプ、ゲッター3は海タイプというように、三機のメカの組み合わせで機能が変わるという設定が、面白かったです

 そして、その翌々年、ついに5台のメカが合体する『超電磁ロボ コンバトラーV』(1976年~77年放送)が登場するのである。

 これが画期的だったのは、アニメとほぼ同じ合体がおもちゃでも出来ることであった。

こうして、アニメでは合体ロボの花盛りとなり、玩具、ロボット、ヒーロー・・・、子供向けTVアニメや特撮番組(そしてその玩具)に合体は欠かせない。あるいは必須とも言える重要要素である

コン・バトラーVはキャンベル星人の地球侵略とその尖兵である巨大戦闘メカ・どれい獣に対抗するため、南原博士が開発したスーパーロボットです。

バトルジェット、バトルクラッシャー、バトルタンク、バトルマリン、バトルクラフトの5機のバトルマシンが合体して、全長57.0メートル、重量550.0トンの巨大ロボットとなる。動力源は原子力エンジンから発生する超電磁エネルギー。

5人全員の脳波が同調すると、『コンバインオッケー!』という合図に続き、バトルチームの『レッツ・コンバイン!』の掛け声と共に合体が始まる。

搭乗者5人の脳波が完全に同調しないと合体ができない点が弱点として挙げられ、そこを敵に突かれることもしばしばあった。

(仲間の中に偽者に紛れ込まれ合体を妨害される、仲間が誘拐される、仲間の脳波がゲップで乱れる、仲間同士のいがみ合いで統一しない等)

合体は、1+1=2という足し算は存在しない。1+1=5ぐらいのパワー(最低でも3。高ければ10ぐらい)を発揮するのだ。これぞ男の子のロマンだと言えます。

このようにロボットモノの基本では、パイロット同士が心をひとつにして合体しないと、パワーが発揮されない。

では、「パイロット同士が心を通わせる」とはどういうことでしょうか?

【1970年代】

ゲッターロボ

UFOロボ グレンダイザー

コンバトラーV

無敵超人 ザンボット3

【1980年代】

サンバルカンロボ→戦隊初の合体ロボ

ダンクーガ

超ロボット生命体トランスフォーマー

Zガンダム

ガンダムZZ

フラッシュキング→(超新星フラッシュマン、戦隊初の二号ロボ登場

グレートファイブ→光戦隊マスクマン、戦隊初の5体合体

【1990年代】

勇者シリーズ(エクスカイザー マイトガイン ゴウザウラー)

機動戦士Vガンダム

ゴーゴファイブ→戦隊初の列車が合体

SRX(新スーパーロボット大戦のオリジナル合体ロボ)

【2000年代】

創生のアクエリオン

ケロロ軍曹

【2010年代】

トッキュウジャー

シンカリオン

あと他に大事な合体ロボについて忘れていたら補足をどなたかお願いします

小説「新・人間革命」13巻 光城の章より

39  光城(39)

 その時、一人の芸術部の幹部が尋ねた。

 「先生。芸術祭を成功させるうえで、一番大切なことというのはなんでしょうか」

 伸一は即座に答えた。

 「皆が仲良く、団結して行っていくことです。踊り一つとっても、流派も違うし、それぞれの個性も異なる。また、皆が自分の踊りへの強い自負がある。その人たちが、一つのものをつくりあげるには団結しかありません。

 芸術の世界では、ちょっとした意見の食い違いや感情的な対立等で、分派していくケースも少なくない。

 芸術家が自分の芸や個性を大切にするのは当然のことだが、協調も、団結もできないと、自分の小さな殻に閉じこもるばかりで、新しい境地が開けなくなってしまう場合もある。また、それでは、人間的にも偏頗であるし、芸術祭のような総合的な芸術の創造は難しい」

 質問した芸術部の幹部が、再び尋ねた。

 「一人ひとりの″個性″を尊重することと″団結″とは、どうも相反することのように思えるのですが……」

 伸一は、ニッコリと頷いた。

 「大事な質問です。実は、その原理が『異体同心』ということなんです。

 世間では、団結というと、よく『一心同体』と言われる。これは、心も体も一体ということであり、心を同じくするだけでなく、行動や形式も同じことを求める。つまり、全体主義となり、どうしても、個性は抑圧されることになる。

 それに対して、大聖人は『一心同体』ではなく、『異体同心』と言われた。これは″異体″である個人、また、それぞれの個性や特性の尊重が大前提になっています。

40  光城(40)

 その一人ひとりが″同心″すなわち、広宣流布という同じ目的、同じ決意に立つことから生まれる、協力、団結の姿が異体同心です。

 つまり、それは、外側からの強制によるものではなく、個人の内発的な意志による団結です。だから強いんです。また、自主性が基本にあるから、各人が個性、特質をいかんなく発揮できるし、それによって、さらに全体が強くなる。

 たとえば、城の石垣というのは、同じ形の石ではなく、さまざまな形の石を組み合わせ、積み上げていくから、堅固であるといわれている。野球をするにも、優秀なピッチャーばかり集めたからといって、勝てるものではない。『異体』すなわち、いろいろな人材が必要なんです。芸術部員は、一人ひとりが力もあり、強い個性をもっているだけに、皆が心を一つにして団結すれば、すごいパワーが発揮できます。

 学会の強さは、この『異体同心』の団結にありました。その力によって、常に不可能の壁を破り、新しい歴史を開いてきた。

 さらに、皆が仲よく団結しているということは、それ自体が、各人の境涯革命、人間革命の証なんです。なぜなら、我欲が強く自己中心的な人、傲慢、見栄っ張り、嫉妬心が強い人、わがままな人などは、団結することができないからです。

 そして、結局は、組織をかき乱し、皆に迷惑をかけ、最後は、自分から学会を離れていってしまうことになる。しかし、そうなれば、自分が不幸です。最後は哀れです。

 だから、広宣流布のために団結しようと決め、自分を見つめて、わがままや慢心に挑戦し、人間革命していくことが大事になるんです」 b